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SZN10 「バリ4泊5日の旅行記」-eps6

最初に絵画の販売センターに行く。「Sun Set」の絵が目に留まる。アジアの田舎の日没の情景が良くわかる景色だ。すぐ「ほしい」と思った。絵のタイトルは「日没」で「おしまい」を思い起こすがその陽は暖かく明日の希望を感じさせると自分には思えた。お店の人は500米ドルを300米ドルと40%値引きを言ってくれたがほかの店も見たいと言って外に出た。

 絵の販売センターは家族経営とのことだ。大きな屋敷の各部屋に家族が画いたものを陳列している。親子3代で絵を描いているようだ。Baliで10件ほどの絵のセンターが有るとのことであった。あとなぜか屋敷に大型犬が何匹もいた。土間に寝ているのだ。一見おとなしそうであるが首輪をしてない。私からすれば野犬としか思えない。寝ている犬の横を通る時の嫌な気分は今もしっかり覚えている。あと4軒、絵の店を見て回った。結果、最初の店に戻り220米ドルで「Sun Set」の絵を買った。渋く沈んだ赤色の屋根瓦を見るとすごく落ち着くBali の想い出の素晴らしいこの絵は私の今住んでいる笹川の家の居間にある。