ミニコンサートの良さはごく身近に演奏の手元を生音の響きを身体に受けながら視聴出来る事だろう。
小さな会場で音響は良くなくてもそれを充分に補える。
そんな場が提供され、それを身近に視聴する事も出来る。
そんな幸運も慣れると気が付かずつい足が遠のいていた。
5ヶ月ぶりにそんな機会に視聴参加した。
14組の人達の演奏を楽しんだ。
巧拙や仕上りにバラツキがあるが間近で見たり聴いたり出来るのは素晴らしい機会だ。
そんな中で一際感動を覚えたのは一人の女性だった。
多分彼女は自分の出来栄えに不満が残ったと思う。
しかし、私には他の演奏者には無い素晴らしさが感じられた。
曲想の表現の巧みさで小さなミスを帳消しにしていた。
随分と上がっている様だったが、それでも人に訴える演奏だった。
どうしたらあの様な演奏が出来るのだろうと考え込んでしまった。
他にも素晴らしい演奏はあったが、それらの人には無い何かがあった。
ギターは奥深い。
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